5-2. 桃色狼とほろ酔い兎*

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駄ぁー目(らぁーめ)! 実篤(しゃねあつ)しゃんもちゃんと()うて? (しょ)したらうちからご褒美あげ(りゅ)けん」 「い、いやっ、ご褒美はいまは、あの、凄く(ぶち)マズイっちゅうか……そんなんされたら俺、くるみちゃんと最後まで出来んなるかも知れんって言(ちゅ)うか。だから(ほいじゃけぇ)……お願い。……許して?」  しゅん……となってお願いしたら、そんな実篤(さねあつ)をくるみがうっとりと見上げて来てギューッと抱きしめて来た。 「あーん♡ 実篤(さねあちゅ)しゃ、耳を寝かしたごめんねワンコみたいっ! 何れそんなに(そんとに)可愛いん⁉︎ 反則れしゅよぅ!」  実篤の身体の下でくるみのふわふわのおっぱいがムニュッとつぶされて素肌の触れ合いが滅茶苦茶気持ちいい。 (あー、やばい。俺、くるみちゃんからの煽りを回避したくて頑張ったのに……いま物凄い(ぶちくそ)煽られちょるんじゃけど!) 「くるみちゃん、俺、(やさ)しゅうしよう思いよーるのに! もぉー、そんなに(そんとに)煽るんじゃったらどうなっても知らんけぇね?」  言って、実篤はくるみの気持ちいい所をスリスリしていた指を、そのまま彼女の小さな入り口にスライドさせると、くるみ自身の(ぬめ)りの力を借りてスルリと中へ潜り込ませてしまう。
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