898人が本棚に入れています
本棚に追加
「きゃ、ぁ……んっ」
途端くるみが実篤の背中に回した指先にギュッと力を入れて来て。背中にピリリとした痛みが走った。
実篤は中に移した指の代わりに、親指の腹で外の突起を可愛がる。
さっきみたいに付近をやんわりと……ではなく、ツンと勃ち上がった可愛い尖りを直接擦り上げ執拗に刺激する。
そのたび、中に差し込んだ指がキューッと締め付けられた。
「くるみちゃんの可愛いここ、俺が触っちゃげる度に中がキュンキュン締め付けてくる。……気持ちええんよね?」
しがみついたままのくるみの耳元、耳朶をペロリと舐めながら問いかけたら、くるみがふるふると身体を震わせて、実篤の背中に爪を立ててくる。
それすら実篤にはご褒美に感じられた。
クルクルと指を動かしてくるみの気持ちいい所を外から攻め立てながら、中を指でかき回すように隘路をくつろげ、押し広げる。
差し込んでいない指までぐっしょりとくるみの愛液が濡らして、実篤が手を動かすたびに彼女の下肢からいやらしい水音が響いた。
「指、増やすね」
本当はもう少し慣らしてから増やしてあげたい所だ。
(じゃけど……)
申し訳ないけれど、くるみのせいで実篤にそんなゆとりはない。
中に埋めた中指をギリギリまで抜いてから、次に差し入れる時にはそこへ人差し指も添える。
最初のコメントを投稿しよう!