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「えっ。あのっ、くるみちゃん……?」
まさかこれから初めてを経験しようかという女の子に、そんなことを申し出られるとは思っていなかった実篤だ。
思わずフリーズしてしまう。
「ね? お願い……?」
ホワホワとした口調でおねだりしてくるくるみは、メガトン級に可愛かったから。
実篤は小さく吐息を落とすと、手にした包みをくるみに手渡して、
「よろしくお願いします」
と吐息を落とした。
「ひゃい! お任せくらしゃいっ」
くるみはニコッと微笑むと、包みのギザギザに手を掛ける。
くるみが封を切った瞬間、身体に力が入ったのか、膣内に挿入たままの実篤の指がギュッと締め付けられて。
実篤はゴクッと生唾を飲み込んだ。
(これ、中に挿入さして貰ぉたら、絶対気持ちええやつ……!)
思いながら、スリスリと腹部側のざらざらしたある一点をそっと指の腹で撫でると、くるみが「あんっ」と小さく吐息を漏らして。
「実篤しゃん、今っ、せん、でっ?」
と叱られてしまった。
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