7-2.キミを食べてしまいたい*

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「んっ、くるみちゃっ」  その刺激にビクッと身体を震わせると、実篤(さねあつ)はくるみのショーツのクロッチ部に手を伸ばした。  そこは、布越しでも分かるぐらいしっとりと濡れそぼっていて。 「まだそんなに(そんとに)触っちょらんのに……。キスだけでこんなに(こんとに)感じてくれたん?」  チュッと額に口付けながらスリスリと布越し、ツンと勃ち上がった小さな花芯を撫で上げたら、くるみが「ひゃ、ぁっ」と小さく吐息を漏らして実篤にしがみついた。 「だって……こんなん、久々じゃ、け。……仕方ないん」  可愛い言葉とともに、うるりと情欲に潤んだ瞳で見上げられたら堪らないではないか。 「俺も、もう(はぁ)、限界……」  そういえば、ホテルに備え付けのゴムはベッドサイドではなかったか。  そう思った実篤だったけれど、大丈夫。  自分が用意したやつがカバンの中に忍ばせてある。 (ってそれもベッドの方(あっち)じゃったわぁぁぁ!)  何とも格好がつかないのを感じながら、実篤はくるみに提案する。 「ね、くるみちゃん。風呂が溜まるまでの間、ベッドでイチャイチャせん?」  言いながらくるみの手から入浴剤の袋をスッと抜き取ると、洗面化粧台の上に置いて。 「ベッド……?」  トロンとした表情のくるみを有無を言わさず横抱きにすると、実篤は大股でベッドを目指した。
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