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「あ、っ……ん、実篤さっ。……うち、もう……っ」
ベッドの上。
くるみの膣内をほぐすために実篤が挿し込んでいる指は今現在人差し指、中指、薬指の三本。
長いことくるみの中を刺激し続けていた指たちは、くるみの愛液にまみれて少しふやけてしまっていた。
だけどそんなことはお構いなし。
実篤は蜜口の上で固く勃ち上がった小さな肉芽を暴くみたいに、そこを押し包んだ皮膚をそっと上にこすり上げると、蜜をまとわせた親指の腹でくるみの反応を見ながらやんわりと押しつぶす。
「あっ、やぁ……っ! それ、……ダメぇっ」
赤く充血した敏感なそこへの直接的な刺激は、くるみには少し強すぎたのだろうか。
悲鳴を上げるように喘ぐなり、くるみが慌てたように足をギュッと閉じようとした。
けれど、その動きは織り込み済みの実篤だ。
身体をくるみの両足の間に割り込ませるみたいに彼女の上へ覆い被さっているので、どんなにくるみが頑張っても足を閉じることは叶わなくて。
そのうえで、実篤はふわふわのおっぱいの中心で愛らしく自分を誘うみたいにツンと天を突き上げている胸の突起にも刺激を加え続けている。
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