②-4

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「れいな、犬は上手でしたか?」 「上手……でした……。あぅ、あん……」  ジュリオとは違うタッチで舐められ吸われ、何度もイった玲奈は息も絶え絶えに震えていた。  もうめちゃくちゃ気持ちよかった。    アクセルは玲奈を舐めながら暴発してしまったらしく、がばっと床に蹲ったままだ。  しかしまた勃ってしまったようで、恥ずかしそうに身を縮めながらもぎらぎらと玲奈を見ている。 「では犬にご褒美を与えましょう。……犬、脱げ。その汚らしいものを出せ」 「はい!」  アクセルは素早く騎士服を脱ぎ、全裸になった。  犬って呼ばれて返事していいの!? アクセル君!……なんかアクセルって犬っぽい名前かもしれない……!  フルオープンになったアクセルの股間を、玲奈は凝視した。  立派なモノがギンギンに天を向いている。 「れいな、汚らしい犬を慰めてやってくれますか?」  イかされすぎて頭がふわふわしていた玲奈は、ジュリオの言葉にこくりと唾を飲み込んで、立ち上がりこちらに近づいてきたアクセルのものに手を伸ばした。 「おねがいしま……、あっ、た、まんねぇ」  あまりしたことがないのでぎこちなく、手と口で奉仕する。  気持ちよさそうに息を乱すアクセルに、つい玲奈もがんばってしまう。 「……玲奈は犬がお好みでしたか?妬けますねぇ」  耳元で囁きながら腰を持ち上げられ、ずっと尻にあたっていたジュリオ氏のジュリオ氏が満を持して活動を開始した。 「そんな犬のより、私のほうが好きですよねー?」  ずん! 「あふ! すき! ジュリオ、すきぃ」 「奥さん、俺も、俺も忘れないで」 「んん! アクセルくんん! ジュリオ!」  刺激が強すぎるよ!  全年齢対象のアプリの攻略対象なのに!性的に気持ちよすぎるよーーーーー!  上も下も感じながら、玲奈は意識を手放した。  翌朝、出勤前にログインしてみると、アクセル君のハイライトが復活していた。  気のせいかなんだか肌艶もいいように見える。 『おはよう、れいな。昨日は最高でしたね。犬も犬なりにいい働きをしました』 「おはようジュリオ氏。ちょ、ちょっとどうかしてたよ、3人でなんて……もう、ぜったいいやだからね!」  コンビニのサンドイッチをかじりながら、ジュリオの立ち絵を睨む。  ジュリオは片手にコーヒーカップを優雅に持って微笑んでいる。 『ふふふ、私だけのれいな、ということですね』 「うん、まぁ……そうだね、そういうこと! へへ! ね、アクセル君の絵、ちょっと元気になって見えたけど、魔術解いてあげたの?」 『まさか。アクセル・グランディスはれいなにヌいてもらって生き生きしているだけでしょうね。  あの犬め、またれいなに会いたいとぬかしやがったので、罰としてムカデ率を上げてやりました。今までは女の顔にムカデが這って見えていましたが、今は……ふふふ。  手にもムカデ足にもムカデ、髪の一本までムカデですふふふ……もちろん王子たちも連帯責任です』  ひえ! ひどい男だよジュリオ・エンディミオン!  王子たち、なんの責任もないのに、ひどいとばっちりだよ……!  髪までムカデの平民主人公ちゃんを想像して食欲が失せた玲奈は、スマートフォンの画面にかじりかけのサンドイッチをぶつけ、ジュリオに食べてもらったのだった。
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