熱い吐息

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ヒップに唇を落としながら蜜を指先にクチャクチャと馴染ませる。 「っ…シュ…さん」 「うん?」 「これ…やだ…ぁ…恥ずかし」 「恥ずかしがることはないが…嫌なら」 と仰向けにさせ、恥骨辺りに手のひらを当てるとくちゅ…中指の先を挿れた。恥ずかしがる間を与えず指先をゆっくり小さく動かしたあと大きく動かし少し先へ進む…はっ…ぁ…そこで再び小さく動かすと…クチュっと水音がした。 「ぃ…」 自分の口から出た音ではないのに口を押さえた双葉に 「もっと…もっと聞かせろよ…」 上体を倒し口づけると 「お願い…双葉…聞かせて…声も…体が奏でる音も…全て俺に聞かせてよ」 耳を食みながら甘く懇願すると指をぐっと差し込んだ…ぁあっ… 「痛む?」 「…ない…」 そう聞くと、指を曲げず伸ばしたまま360度狭い壁をぐるっと押す…ぅん…ほんの少し指先を曲げてぐるりと押し回し軽く抜き差しすると…ぐちょ…という水音と双葉の吐息混じりの喘ぎが俺の鼓膜を揺らした。
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