9981人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあきょうは、声をがまんして、してみようか」
「えぇっ!? な、なにそれ……」
荷物をまとめた大地が、ベッドでゴロゴロしていた私の横に潜り込んでくる。
きゅっと抱きしめられて、啄むようにキスを落とす。なんか、ほんと甘えんぼでかわいいな。
「朱音、きょうは声出すなよ?」
「???」
「きょうはまだ暖かいし、窓開けるか」
そう言って大地は寝室の窓をほんの10センチくらい開けた。
「声出したら、隣に聞こえちゃうかもな? がんばって」
あっという間に服を剥ぎ取られて、下着姿になる。膝を立てて寝転んだ私を大地がうれしそうに見下ろす。
「足、開いて?」
「や、やだ……」
「なんで」
「だ、だって舐められたら我慢できないし……大地いっぱいするから……」
恥ずかしくて顔を覆いながらそう言ったけど、大地はがっと私の足の間に入ると
、するするショーツを脱がして、敏感な突起を舌でぴんと弾いた。
「んんんーっ!!」
両手で口を押さえて、なんとか耐える。待って待って!! こんなの無理だよ!!
「いいじゃん、その調子でがまんしろよ」
「む、むりっ……ほんとに……」
「練習、練習。じゃないとあした露天風呂でしたとき聞こえるだろ」
なんでそんなに露天風呂にこだわるの!? 訳分からん!!
そのまま抱かれて、シーツを噛んだり、キスで口を塞がれてなんとか耐える。
それが余計に大地を刺激したのか、私の弱いところをどんどん責め立てた。
あ、あしたはどんなことになるんだろう……。楽しみなような、怖いような。
最初のコメントを投稿しよう!