プロローグ

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プロローグ

「あの頃から、ずっとお前が好きだった」 再会してまだ3日しか経っていないのに、俺はあいつにそう告げていた。 あの頃より少し大人びた顔、相変わらずのきれいな声、肌、髪。破壊力抜群で俺の心を一瞬でさらっていった。 あの頃言えなかった、好きの二文字。あいつの顔を見たら、もう想いが溢れて止められなかった。 こんなに人のことって好きになれるの? 煽るように彼女は、甘えられない、甘えてみたいなんて言う。 もう、あの頃の俺じゃない。 好きになってもらえるよう、全身で表現するから。これ以上ないくらい甘やかしてあげる。 おいで。全部、受け止めるから。
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