エピソード1 一変した日、特別な日
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僕は思わず目を見開いた。眠たかったはずの目は、もうこれ以上ないくらいスッキリとする。 もう一度読みなおすが、手紙の内容は一切間違っていなかった。 “殺してください”という文にはもちろん驚いたが、それよりも驚かずにはいられなかったのは送り主が片瀬恋雪ということだった。
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