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お寿司とお刺身を食べ終わって。
「結婚指輪の交換してなかったね。する?」
「うん、する。」
2人とも指輪を取り出した。陸くんはスマホでCAN YOU CELEBRATE?を流してくれた。
ゆっくりと私の左薬指に指輪を入れてくれた。
私もゆっくりと陸くんの左薬指に指輪を入れていった。
陸くんは席を立ち、私も席を立った。
ゆっくり私に近づいてきて抱きしめてくれた。私もギュッと抱きかえした。
「来世でも一緒になろうね。」
「うん。一緒になろう。」
そう言って手をつないでベッドへ。
私におおいかぶさってキスをしながら服を脱がされていった。
次の日。
陸くんの腕枕の中で目覚めた。
朝食の用意をしなきゃ。
朝食はお味噌汁と玉子焼き鮭の切身。
「玉子焼きおいしい!だし巻き?」
「うん、そうだよ。」
「お弁当にも入ってる?」
「入れたよ。」
「やった!今日1日がんばれる!」
「応援してる!」
「ありがとう!」
朝食を食べ終え歯磨きをして玄関へ。
「それじゃあ行ってくるね。」
「うん、行ってらっしゃい!」
と抱きついた。陸くんはわたしの頬にキスして出ていった。
つらいことの多い人生だったけど全部意味があったんだと思。
すべてのことに感謝。
私は幸せです。
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