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泥だらけ………。
思い当たる節は、ある。
私は、あの場所に行けた?
「あの、ここは、どこ………?」
だから、見上げながらそう尋ねたのだけど、するりと手が腰から上の方へと上がってきてびくっと肩を揺らしてしまう。
「いいじゃん、今はそんなの。起きたんなら、一緒に楽しもうよ。散々身体には触ったけどさ、意識なかったからつまんなかったんだよね。」
そんな、身勝手な知りたくもないの事実も口にしながらその大きな手が包み込むように私の胸に触れてきた。
感触を確かめるような、揉むような、手つき。
それに思わず、顔を赤らめながらもその指を剥がそうと掴んでしまう。
「っ、ゃ、はなし、っ、っ、!」
「マッサージだよマッサージ。気持ちいいでしょ。」
この人は軽い口調で私の制止を無視して、そんな馬鹿げたことを言ってくる。
外そうとした手はどういう力をしてるのか全然外れなくて、膨らみが捏ねるように付け根から持ち上げて揉みしだかれていく。
「っ、ふ、ざけっ、………っ、ぅっ、」
「ああ、やっぱり、声ある方がいいや。反響してエロいね。息遣いとかもさ。」
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