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「これが、何かわかるかな?詩音(しおん)」
俺は、手に持っている小さな小瓶を左右に揺らす。
静かすぎる部屋の中では、その音はやけに響いてくる。
チャプン…、チャプン…ッと。
綺麗なピンク色をした透明の液体、それは媚薬。
「かなり高かったんだよね?でも、詩音と楽しむなら平気だよ。だって、極上を味わえるからさ。たっぷりとね」
ふふふっと小さく笑った俺は、ペロリと妖艶に唇を舐めまわす。
ベッドに縛られている愛する詩音を見る俺の目は狼だろう。
なんて、綺麗な顔と身体なんだ。
今すぐにでも食べたい。
形の良い豊満な胸に、触る度に弾力のある柔らかい肌。
本当に美味しそうだ。
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