鳥籠の中の可愛い小鳥

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「ね?もっと楽しもうよ。朝まで、誰にも邪魔をされない俺達の部屋で愛し合うんだ。さぁ、飲んで、詩音」 俺は詩音に近づくと、片手で小瓶の蓋を開けた。 「…うーーー!!」 詩音は必死になって顔を逸らそうとする。 「悪い妹だな。お兄ちゃんの言う事が聞けないのか。いつから反抗的になったのかな?…そうだ、徹底的に教えよう!たっぷりと身体にわかるようにね。ちょっと乱暴だけど、すぐ済むよ」 ふっと小さく笑った俺は、詩音の顎を掴んで無理矢理向きを変える。 怯えたような瞳をする詩音の顔を見ながら、口に貼りつけていたガムテープを優しく剥がす。 そして、媚薬の入った液体を俺自身が口に含んで、詩音の唇に重ねていく。 …所謂、口移しって訳だ。
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