2人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
「ね?もっと楽しもうよ。朝まで、誰にも邪魔をされない俺達の部屋で愛し合うんだ。さぁ、飲んで、詩音」
俺は詩音に近づくと、片手で小瓶の蓋を開けた。
「…うーーー!!」
詩音は必死になって顔を逸らそうとする。
「悪い妹だな。お兄ちゃんの言う事が聞けないのか。いつから反抗的になったのかな?…そうだ、徹底的に教えよう!たっぷりと身体にわかるようにね。ちょっと乱暴だけど、すぐ済むよ」
ふっと小さく笑った俺は、詩音の顎を掴んで無理矢理向きを変える。
怯えたような瞳をする詩音の顔を見ながら、口に貼りつけていたガムテープを優しく剥がす。
そして、媚薬の入った液体を俺自身が口に含んで、詩音の唇に重ねていく。
…所謂、口移しって訳だ。
最初のコメントを投稿しよう!