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「俺、あなたの事知ってますよ。」
「え、、、?」
聞こえるか聞こえないか分からないようなに囁き。だけどその後何事も無かったかのように言葉が続いた。
「篠崎さん、色々と教えて下さいね。よろしくお願いします。」
あれ、、、?気のせいだったのかな、、、。
「分からない事があったら何でも聞いて下さいね。急に言われたから何の準備も出来ていなくて申し訳ないんだけど、、、。」
「はい。」
山上君は入社1年目の新卒だ。
確かそれなりに有名な大学出身だった気がする。くりっとした目、整った鼻に今流行りの髪型。高学歴に甘いルックスとは、、、典型的なモテ系男子なんだろうな。
23歳か、、、
20代前半の彼からしてみたら私なんかオバサンだよね。
ジェネレーションギャップとかは大丈夫なのかな?
そんな心配をしながら仕事の話を進めていく。
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