2番目のカノジョ

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2番目のカノジョ

「ごめん。もう海とは一緒にいられないんだ。別れよう。」 「え、、、、?」 愛し合った後の彼との時間が大好きだった。 彼が私の隣で煙草を吹かす横顔にはどこか色気があって魅入ってしまうの。 本当は苦手な煙草の匂いも彼のものなら香りに変わる。 甘くて切ない香り。 だけど今日は、、、、 シュボッ 咥えられた煙草がいつもより煙を吹かしている。 部屋の中に広がる白い煙が鼻をついた。 「、、、俺本当は結婚してるんだよね。」 予想もしなかった言葉で私にまとわりつく煙草の煙みたいに頭の中が真っ白になった。
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