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すぐに拓海のことを頭の隅へ追いやる。
「…ん…?水無月さん…今、何考えてた…?」
「あ…いえ、何も…」
「本当…?…」 杉崎さんの濡れた目が私を見つめる。
思わず視線を逸らすと、
「んっ…!ん」
引き寄せられ、再び唇を塞がれる…
杉崎さんの舌が口内に忍び込み… 絡められ…一気に体温が上昇してくる…。
「あ… ふ… んんっ… 杉… んぅ…」
ビクン…
身体に微弱な電流が走ったかのように私はのけ反る… 嘘…
杉崎さんの手が…キスをしながら、私のナイトウェアの中に、するりと忍び込む…。
少し冷たい指の感触が伝わる…
直に、私のふとももを… 撫でるように… 這い回る…
私は困惑する…
「あっ …あの…」
「…ごめん…あと、少しだけ……触らせて…」
ゆっくり杉崎さんの方を見やると…
セクシーで色気のある表情をたたえた杉崎さんが…
私を見て、困ったように笑った。
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お知らせ
いつもご愛読いただき、本当にありがとうございます。スター、コメント等大変励みになっております。
こちらの作品につきましては、
他作品(ミステリー小説)を他サイトにてクライマックスに向け鋭意執筆中のため、申し訳ありませんが更新をしばらく止めさせていただく予定です。
先が気になる方は、アルファ〜さんにてかなり先まで掲載中ですので、よろしければそちらをご覧ください。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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