俺はΩじゃありません

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島の青年をボロボロのソファーの上で怜央さんが犯している。二人共俺を見ていて、怜央さんは不思議そうに首を傾げてくる。 「えっ…と、不法侵入で逮捕します!」 「ん?」 怜央さんは両手首を合わせて差し出しながら腰を動かしていて、青年は気持ちよさそうにとろけた顔で腰を振っている。 俺が抱かれてあげなかったから島の人抱いてるの?俺が抱かれてあげてたらこの人を抱いてなかった?俺が抱かれてあげてたらもう島の人に迷惑かけないのか?わかんない… 結局中に出してから引き抜けばゴムをつけていて、ゴムを外してポケットにねじ込んでいる。青年を放置して俺の隣を通って行きシャッターを開けてまたどこかへ行ってしまった… 「あのっ…大丈夫…ですか?」 「邪魔すんなよ…せっかく抱いてもらってたのに…っつかお前怜央さんの好きな人知ってる?生が良いって言ったら汚いから生は好きな人としかしないとか言ってきてさ…汚いとか言われた俺の気持ちよ?」 怜央さん俺とする時ゴムを用意しなかった…それって…もしかして怜央さん俺の事…? 青年を放置して俺は走りだしていた。駐在所に息を切らして戻ればサクッとおでこに紙飛行機がぶつかった。見れば怜央さんが報告書を紙飛行機にしている…
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