俺はΩじゃありません

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次の日にはちゃんと制服を着て仕事に行く。相変わらず島民の方々に心配され、体に良いからと野菜を山のように貰った。 そういえばあの三人組の姿を見ないなと思い、近くの家の草むしりをしながら特徴を言って聞けば、やってはいけない事をしたから地獄に送るって怜央さんが本土に送ったらしい… 強姦なんてそりゃあ駄目だし自分で捕まえたかったなと思いながら草を根から抜いてゆく。抜き終わればそこでも野菜をもらってしまった… 夜に帰って台所に立ち、野菜達を料理しようにも俺は料理は苦手だし作れてもそのまま焼くとかそんな感じでこんなに野菜あっても使えない。ダンボール5個に様々な野菜が入っていて台所に置かれている。 「野菜いっぱいぱい。どーーーーすんのこれ」 「好きに使っていいですよ?あ、食べ物で遊んじゃ駄目ですからね?」 「あいあいさーー!!!ポメちゃんポメちゃん嫌いなものなーんだ!」 「怜央さん」 即答すれば台所のすみで隅を向いて膝を抱えている。でかいのがしゃがみこんですねてるとか、邪魔でしかないな?? 「冗談ですよ。嫌いなものは無いので大丈夫ですよ」 「ふふん!何作ろっかな〜んふふふふっ」 立ち上がってこちらに向き直ったが、不気味な笑みを浮かべていた。独創的な料理作るんだろうな…まるで子供の粘土細工のようだったらどうしよ…
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