俺はΩじゃありません

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「んぁぁああ!!!」 「はぁ…はぁ…」 怜央さんの頬が紅潮していて息も荒く、猛った熱をねじ込まれたものの痛みを感じる事もなく飲み込んでゆく。 水音と肌のぶつかり合う音を響かせながら怜央さんは一心不乱に俺に腰を打ち付けている。いつものような雰囲気はなく、オスの本能に従っているかのようだった。 「お漏らししちゃっ…汚いっ…!!」 「黙ってろ…」 低くいつもは聞かない声に更にお腹の奥が疼いてしまう。黙ってろと言われたのでシーツを咥えて声を殺していれば一度抜かれてしまい、お腹の奥が切なくなって怜央さんを見つめれば俺を四つん這いにして再び入れてきて腰を打ち付けてくる。 シーツを咥えていられなくなり、シーツを握りながら喘いでいればグッと奥に子種を注がれながら俺もシーツを汚していき首筋に噛みつかれた。 ゾクゾク体が震え、本能が俺はこの人の物だと告げていて俺は幸福感に満たされてゆく。前の時より腹の奥に注がれる量が多く、覆い被さられながら抱きしめられている。 重くて肩で体を支える形になり尻を突き出す形になり、まだびゅるびゅる出されている感覚がある。ひくひくと締め付けながら支配されているような感覚に、脳が蕩けそうなほど気持ちよさを感じてしまっている。
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