翔之介 VS 幸田先生

1/9
前へ
/141ページ
次へ

翔之介 VS 幸田先生

「うわっ!」 幸田先生が、叫んで、切れた頬を手で押さえた。 今度は、その押さえた手が、スパッと切れた。 「な、何なんだ?!」 幸田先生は、うろたえた。 幸田先生の横にあった箪笥の上に、翔之介さんがいた! 「沙穂さまにこのような狼藉(ろうぜき)をはたらくとはッ!」 翔之介さんは、憤怒していた。 これまでに見たことのない、険しい顔で、刀を構えている。
/141ページ

最初のコメントを投稿しよう!

74人が本棚に入れています
本棚に追加