73人が本棚に入れています
本棚に追加
「はやて殿は、私のいい相棒なのです。二人で、沙穂姫様をお守りいたします」
「はあ……」
あたしは、この事態に驚きを通り越して、なんだか、面白くなってしまった。
「あの、翔之介さんは、一体何歳なんですか?」
「もう、200歳は超えているかと……」
「ええっ?」
「はい」
「その間、ずっと、当主を守り続けてきたの?」
「はい」
「なんで、小さいの?」
「生きていくうちに、段々と小さくなってしまいました……」
「えっ? じゃあ、これから、どうなるの?」
「……わかりません。でも、秋月家に生涯お仕えいたします」
最初のコメントを投稿しよう!