翔之介さんの大けが

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授業をしている間中も、気が気でなかった。 放課後、帰り支度をしていると、桐島さんと相馬くんが学級ノートを持って来た。 「秋月先生、掃除、終わりました。先生、今日、翔之介さんに会いに行ってもいいですか?」 桐島さんが、訊いてきた。 「うーん、えっとね、翔之介さん、ケガをしてね。寝ているの」 「えええーーーっ?!」 相馬くんが、驚いて大きな声を上げた。
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