翔之介さんの生活

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「湯のみ茶碗を、使っております」 まるで、ゲゲゲの鬼太郎のお父さんだ。 つまり、自給自足しているということだ。 これで、二百年間、生きて来たのか……。 ある意味、その小ささよりも、すごい。 あたしは、朝の出勤する時間になった。 翔之介さんが言った。 「沙穂姫様は、女子(おなご)ながら、手習い所で師匠をしておられると?」
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