かわいい訪問者

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「リカちゃんハウス!」 「えっ?」 「翔之介さんに、大きさがピッタリだと思って!」 桐島さんが、嬉しそうに言う。 「あげて下さい。翔之介さんに」 あたしは、学校が終わって、リカちゃんハウスを持って家に帰った。 翔之介さんは、毎日、あたしの車の音がすると、玄関に来て、頭を下げて出迎えてくれる。
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