翔之介ちゃんハウス

3/5
前へ
/141ページ
次へ
「ベッドにも寝てみて!」 翔之介さんが、二段ベッドの上に登り、ベッドに横になった。 もう、ピッタリ過ぎて、リカちゃんハウスならぬ「翔之介ちゃんハウス」だ。 「可愛すぎる~」 あたしがそう言うと、翔之介さんは、赤くなった。 「しかし、桐島殿のお気持ちは、有難いのですが、私は、このような異国の屋敷には住めません」 翔之介さんは続けた。 「椅子には慣れておりませんし、ベッドも、布団の方が良く眠れます」
/141ページ

最初のコメントを投稿しよう!

73人が本棚に入れています
本棚に追加