翔之介ちゃんハウス

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布団と言っても、手ぬぐいを畳んだものだけどね……。 と、あたしは思った。 翔之介さんは、じっと、何かを考えていた。 そして、口を開いた。 「桐島殿に、何かお礼をしたいのですが……。何が良いのでしょう?」 「お礼?」 「はい」 あたしは、桐島さんの好きなものを考えた。 「そうね……」
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