幸田先生の正体

2/15
前へ
/141ページ
次へ
すぐに、学校の駐車場に行くと、車の陰に翔之介さんと、はやてがいた。 あたしは、翔之介さんに訳を話していた。 その時、幸田先生が、誘いに来た。 「んん? 秋月先生、誰と話してたんですか?」 ああ、良かった! 翔之介さんは、見つからなかったみたいだ。 「ああ、いえ、ちょっと……」 あたしは、言葉を濁して、やり過ごした。 「さあ、行きましょう! 今日は、飲むぞおー!」 幸田先生は、すごく嬉しそうだった。 あたしの肩に、手を回す。 「えっ、ちょっと、すみません……」
/141ページ

最初のコメントを投稿しよう!

74人が本棚に入れています
本棚に追加