幸田先生の正体

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あたしは、テンションが異常に高い幸田先生の手から、すり抜けた。 幸田先生が、あたしに触れたのは、初めてだ。 「さあ、行きましょう!」 そのあたしの戸惑いを、気付いていない幸田先生は、あたしの腕を引っ張って、校門へ向かった。 翔之介さんと、はやてを残して、あたしは、とても心配だった。 早く飲み会を抜けて来よう…… あたしは、そう決めて、幸田先生と、繁華街の居酒屋へ行った。
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