幸田先生の正体

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あたしは、返答に困った。 幸田先生のことは少し好きだった。 でも、酔った幸田先生はいつもと全然違う。 あたしは、翔之介さんと、はやてのことが気になっていたし、もう、幸田先生から、離れたかった。 他の先生に任せて、この場を出ようと思っていたのに、四年一組の学年主任教諭が言った。 「秋月先生、幸田先生を頼みますよ。幸田先生が、秋月先生と飲みたかったらしくて、企画した飲み会ですから」
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