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京は自分が抱いた女を俺に見せたがる。
それは意図的なのか、無意識なのか。
たとえどちらであってもその奥に佇む京の心理には到底追いつけない。
大事にする気など、続ける気もない相手でも、一度でも身体を重ねた女は必ず俺の前に現れる。
「真昼くんっ、昨日は楽しかったあ!あ、これ、頼まれてたやつ」
そうして、女は必ず京を見ながら『俺の名前』を呼ぶ。理由は単純明快だ。
「ありがとう。あれ、僕ボトル頼んだっけ?」
京が真昼を使っているのだ。
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