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京に抱かれた女を、俺は必ず抱く。 「で、次は?」 京と全く同じ抱き方で。 京は女によって全く異なる抱き方をする。それは京の気分なのか、女の特徴によって変えてるのかは知らない。 俺はただ、京の上から俺を重ねる。 「ッあっ、あ、んんんっ」 悲鳴を上げて絶頂を迎えた女と違って、俺はその声を聞けば聞くほど、腐敗していく。 結局一度も出さないまま、俺は服を着て女をベッドに残し去ろうとする。 「ね、次は?てか名前教えて、連絡先交換しようよ」 ベッドの上で腹這いになった女は醜い裸体を堂々と見せつけ、汗で落ちた化粧で俺を見る。 俺は無表情で吐き捨てる。 「は? 死ねば?」 固まる女を捨てて、俺はひとり帰路へ着く。
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