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白兎さん
今回もウサギ絵です。
で、何かウサギに関する話題はないかとウサギニュースを求めて彷徨い、行き着いた先が、日本の古典に登場するウサギ……!
日本の昔話に添えられているイラストを見ると……、白い毛皮で赤い目のウサギになっていることがあります。
日本人がよく毛皮が白いウサギは目が赤いとイメージするのは、日本白色種のウサギの影響です。
↑(外国からやってきたウサギを掛け合わせて作られたアルビノ)
日本の古典に登場するウサギと言えば、因幡の白兎、鳥獣戯画の兎が有名ですが、ここに登場するウサギは日本白色種ではありません。
日本の在来種。多分、ニホンノウサギ(野兎)
夏は茶色の毛、冬は白い冬毛になるけど、目は黒か茶色です。赤くはなりませぬ……。白の個体もいるけど、目は黒。
つまり因幡の白兎のイラストの場合、ウサギの目が赤色で着色されていたら誤りだということに。もしくは充血してる? 海水のせいか。
古典に登場するウサギの毛の色、目の色なんて気にしたことがなかったけど。学者はこういうところから色々と推察されるようです。
昔から白い動物は神様の御遣いとか言うので、アルビノウサギもたまに出現してそれを見た人はいたと思いますけど。そこの影響は。キリがないけど面白いですね。
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毎度、コメントやスターを投げて下さる皆様、ありがとうございます☆
↓下描き。着色したものは、写真イラストコーナーに置いています。
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