1話

『短編物語』　２０２１年、ここは沖縄です。私の名前わ斉藤水樹、もうすぐ３０歳、沖縄が好きで２年前に東京から移住して沖縄で、バーテンの経営してる普通の女性です。　１年前から来るお客様で、私の目の前のカウンターで１人、ウィスキーを飲んでる人がいます。この人の名前わ、比嘉隼人さん。大手会社の役員だと、言っていました。前に１度、名前を聞いた事が有りますので覚えています。　彼、どうやら今日わ、かなり酔っていますね。彼わたまに酔って何回かお店に来た事が有るんですけど、こう言う時わ毎回、寝言見たいに、ミザリーって言うのですよ。「ミザリー」ほら、今も言いましたね。(笑) 　外人さんの彼女さんか何か、ですかね？気になります。実わ、私少しこの人、良いな～って思ってたりします。因みに私わ独身ですよ。寝てる彼を見ながら密かに私わつぶやいてます。(笑) 　　　　　　　-1-

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