前夜屋

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 不特定多数の人々から逃亡する前夜の気分。 しかし、もしかしたら自分が一千万を手にすることが出来るかもしれないという希望がスパイスになった素晴らしい缶詰が出来上がるはずです』 僕は呆然と液晶モニターを見つめた。彼は満面の笑みで、手で画面の下を指さしながらにっこりした。 『犯罪者または一千万円! まさにDead or ALive前夜缶、ご予約はこちらまで!』 〇〇〇〇〇@zenyaya.com              (おわり) ☆最後まで読んでくださって、ありがとうございます。心からの感謝を。 もしもほんの少しでも楽しんでいただけたなら、この上ないしあわせです。                          和來花果
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