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1話 蘇り続けるあの記憶
嗚呼、また聞こえる。
あの日の君の声が…。
嗚呼、また思い出す。
あの日の君の姿を…。
嫌だ、嫌だ、もう考えたくない。
忘れようとしても、蘇るこの記憶。
ねえ、教えてよ。
どうして君は、僕を置いていってしまった の?
分からない、分からないよ…。
問いかけても、返事が来ないのは分かってる。
悔やんだり、喚いても、無駄だって分かってる。
だって、君はもう、
戻ってこないんだから………。
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