中話 ささやかな夕食

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 ミミアーデ様は少しずつ味わい、野菜煮付けについて尋ねる。 「こちらは、5星野菜煮付けです、メインは5星カボチャと、キャベツの甘辛煮付けになります」  ミミアーデ様は。 「カボチャは大好物じゃ、楽しみだのう」  ミミアーデ様はカボチャ煮付けが、止まらない、5星野菜煮付けをペロリと平らげてしまう、使用人は口数も少なく、黙々とコックの作った料理を食べている。 「美味しいぞ、お代わり」 「はい、かしこまりました」  ミミアーデ様の左側に立ってたが、僕が動き半分残しておいた、5星野菜煮付けの皿を取ると、ミミアーデ様の平らげた皿と交換する。左側に立つ、ミミアーデ様は5星煮付けを平らげ。 「私は、お腹が一杯じゃ、デザートにしては貰えないだろうか」 「はい、かしこまりました、こちらは4星プリンです」  ミミアーデ様が止まる。 「プリンは卵を使う、貴重ではないのか?」 「確かに貴重ですが、市民も口に出来るほどには、出回っております」 「ふむふむ」  ミミアーデ様はひたすら、スプーンでプリンを口に運ぶ。 「大満足じゃ!! ごちそうさま」 「大変光栄です」  ミミアーデ様が食事を終え、食事室から出ていくと、急に賑やかになる。それはミミアーデ様の残した、食べ物に興味があるからだ、みな興味津々なのだ。そして会話を控えていたのは、ミミアーデ様の声が、小さいからなのだ。
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