中話 ささやかな夕食

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 夜の日20日と言うか、1日置きに目まぐるしく、太陽と月が入れ替わるため、夜の日と言っても、今は真昼の明るさだ。  余暇をミミアーデ様の朝食を買い付けにと、夜の日に当たる。朝は軽めのが好みだから、9星フルーツサンドに、8星タマゴサンド、どうやらミミアーデ様は、タマゴもお好きな様だ、僕はコックではない。  10日のオヤツも買うべきだろう。さすがに昼食は冷めてしまう、でも、コックが温め直せば問題はない。  4星イノシシ丼を買うと、10日のスイーツは、5星ゴマプリン、15日のオヤツはへんそくを聞かせて、草団子のあんこ乗せ。  勿論推測として、人気メニュー食べ比べの生活だが、ミミアーデ様には楽しみの一部になってるようだ。  本当にニノスの町は、レムの土地の中心に構える、たったひとつの町だ、人口は1000名位だが、30年この町に暮らしている。  魔物の群れは恐ろしい、今は町に障壁が張り巡らしているため、メタルナンバーと言う障壁認識ネックレスタグが無ければ、追い出されるだろう。  大抵のモンスターは突破出来ないが、複数のリーダーが集まり、ヌシとなれば町は崩壊する。  小規模のリーダーのあつまりと防衛隊が、東門で戦って居るようだ、いくつかのハンターが空を飛んで、魔物と戦って居るようだ。彼らが居なければ、生活は成り立たない。
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