鳥と老人

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鳥と老人

 鳥はしばらく水と餌を求めて人間の街をさ迷っていると、杖をついている人間から声をかけられて餌て水を与えられたのでこの人間と暮らすことに決めた。  鳥と飼い主は幸せに暮らしたが数年経ったある日、また飼い主は眠りから覚めなくなっていた。  鳥は前の飼い主との記憶まで併せて大いに怒り、また何処となく飛び去って行ったのである。
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