バカは寒空の下車内に籠る

後書き

この物語はとりあえずこれでおしまいです。

ここまで読んで頂きありがとうございます。そしていろいろと申し訳ないです。何も起こらないお話でした。ただただ、でっかい雪虫が書きたかった。

トドノネオオワタムシについては、福音館書店発行の『雪虫』(石黒誠／文・写真)を参考にしました。子ども向けの本なのですが、トドノネオオワタムシの1年間を写真とともに丁寧にわかりやすく書いていてとても面白い。おすすめ。

そして今回表紙に人間を描くのを諦めました。さよなら人類。

そうそう。表紙の題字に使っているフォントが「籠」に対応していなかったため「篭」を使いました。問題ないはず。

次の小説を書きました。親知らずを抜いた所が痛いなあと思いながら書きました(私情)。

バカはアニバーサリーソングを歌う
https://estar.jp/novels/25881009

いつも閲覧、スター、ペコメ等々ありがとうございます。次の次の次？ぐらいでこのシリーズは終わりにする予定……なのでお付き合い頂けると嬉しいです。