140文字ホラー

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007 友人宅に泊まった夜。上階から子どものものらしい、ばたばたと走り回る足音が聞こえてきた。友人が平然としているので堪えていたが、深夜である。たまらなくなって文句を言うと「やっぱうるさいよな」と苦笑する。苦情を言えよとけしかけると彼は首を振った。「上、空き家なんだよ」
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