詩のあれこれ92

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ

詩のあれこれ92

1 耳にヘッドホン ヘッドホンは大きいサイズの 耳を覆うモシャモシャタイプ 周りの音が全く聞こえず 落ち着かない 音を流して気分を落ち着かせるが クリアに聴こえて ゾワゾワするイヤホンで充分か ヘッドホンは家でまったり時間に使うとするか 2 食う寝る食う寝る 食べて 寝る 食べて 寝る 食べて 寝る こりゃまるで 家畜のようだ 生きている意味はあるのかな 今の生活いっそのこと 体のボタンを全てオフに切りたいな 3 精神が壊れる 一度に崩れる感触ではない 徐々にこぼれ落ちこぼれ落ち 最後は小さく崩れる感触だ 精神は小さい崩壊から 潰れる見えない城壁だ。 崩壊は止まらない。 崩壊は終わらない。 4 両手に包まれて 彼はすでに事切れている 彼はもう死んだ そっと彼を両手で包み込む 思ったよりも重かった そのまま土に埋めるため 道路を離れた 5 クズはクズ クズはクズだ クズを叩く人は自分が聖人だと言えるか クズをいじめてもあんたらは正義の味方だと誇れるかもしクズが死んだら、あんたらは犯罪者の仲間だな人を殺したんだから、当たり前だよな 言い逃れはできないぞ逃げる事はできないぞ クズはクズのままで無視すればいい クズを相手にすれば、ろくな事はない どうせクズは更生できない 根っこが腐っていれば、何を施しても変わらない クズはクズのまま生きていればいい
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!