第3話ムハンマドとシーア

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第3話ムハンマドとシーア

賞金試合に勝ったり、傭兵として活躍したり。そして、アラブ世界のヒーローになって行きます。アラビアンナイトの主人公がムハンマドなのです。そしてメディナに聖遷してイスラム教を建てた所でスンニはムハンマドの前から姿を消します。 「スンニ!どこに行ったんだ、スンニ!」 「俺たちは勝負に勝ったんだぞ。やっと、これからってところじゃないか。おい、スンニ!」 ムハンマドはスンニを追ってバグダードまで行きます、そこで出会ったのが年下のペルシャ人の娘シーアでした。 バグダードの市街でスンニを捜していたムハンマドは、可愛らしい若いペルシア人の女の子と目が合いました。 「こんにちは。僕はムハンマド。スンニという40代のアラブ人の女性を捜しています」 「こんにちは、はじめまして。預言者ムハンマドさまですね。わたしはペルシア人のシーアと申します。19歳です」 ムハンマドはシーアと一緒にスンニを探しながらイスラム世界を大冒険し、イスラム教を広めていきました。アラビアンナイトはまだ続いていたのです。 結局、晩年のムハンマドを看取ったのはシーアでした。ムハンマドの死後、イスラム世界は急速に広まりますが、そこで論争になったのが、ムハンマドが本当に愛したのはスンニ(年上妻)だったのかシーア(年下妻)だったのかということです。それがイスラム世界がスンニ派とシーア派に分かれた理由だと。 というのが私がテレパシーで聞いた物語なんですけれども、あとで調べたら史実と全然違うので、書いた方が良いのかどうか悩むところです( ̄▽ ̄;)
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