1人が本棚に入れています
本棚に追加
でも、ぼくは、フラれたばかりだ。
また、すぐに、フラれるのは嫌だ。
なので、『こりゃ?!』に、訊いた。
「いつまで、彼女になってくれるの?」
『こりゃ?!』は、微笑んで、答えた。
「あなたが、あたしを好きでいてくれる限りよ~」
ぼくは、『こりゃ?!』の正体は、知らなかったが、そんなことは、『理想の素敵な彼女』の存在の前では、どうでも良かった。
そして、僕は、フラれた日に、理想の彼女が出来たのだった。
おわり
最初のコメントを投稿しよう!