前話 火炎祭前夜

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 王国の前金、僕の財産は松明に化けた。つまり、もうなんと、片足を入っているのだ、お墓に。  前金で足りるのか計算する。木材1キルグラ10プルーフ、ぼろ布1キルグラ100プルーフ、ロープ200マートルで1000プルーフ。  5000本、木材500キルグラ5000プルーフ、布100キルグラ1万プルーフロープ200マートル10巻き1万プルーフ。国の前金100万プルーフ。  お金は十分なようだ、冷静に考えると後は材料を手配して迅速に作ること。  前金に手をつける事にした。こんなので町の方々の期待を、踏みにじる方が損失として大きい、そうと決まれば、木材屋を探して10件駆けずり回って、店員は。 「おうおう。店じまいだぜ」 「火炎祭は知ってるだろう、木材500キルグラ、松明用に棒切れで良いから、分けてくれ」  店員はどうやら店主のようだ。口を開く。 「お前、もう夜なんだぜ間に合うのか、場所はどこだ、祭が中止になったらマズイぞ」 「ありがとう」  僕は運ぶ場所を伝えると、とにかく急ぐ。次は布屋10件叩き起こして布屋が。 「なに!! 火炎祭の松明に使う布が足りない!! 早く言ってくれよ。100キルグラの布なら、ほら」  僕は代金を支払うと、ついでに運んでくれと場所を伝える。  僕はロープ屋を叩き起こそうとするが、ロープ屋は1件しかない。
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