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「対処出来ましたね。」
「ああ、鬼達が退散してくれて助かったよ。」
「しばらくは小さな村で過ごすことになるんですか?」
「そのようだね。」
十回目。
小さな村に訪れて薬師として定着しようとするも、よそ者だからあっさり断られた。
仕方ないので、小さな村近辺に居る退治屋さんを訪れて交渉する。
最初は退治屋さんも半分化け物が来たので、警戒したが…条件付きで飲んでくれた。
その条件とは…監視を付けて何か怪しい動きをしたら無条件で退治することでした。
無期限の執行猶予的な感じだね。
とは言うものの、何も怪しい動きは無いので少しずつ信用されてきた頃に妖怪が襲来して…とりあえず人々から庇ってはみたものの、特に武器の類いはお持ちではないので身代わりとしてこの世を去りました。
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