新たな悪意との戦い

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「…やっぱり、武器は要るようだね。」 「はい…でも、僕達は武器なんて扱えませんよ?」 「チュートリアルと戦術指南を盛り込んだ武器にするか…あ、そうそう。物資の配達なら許可がおりたから、定着後にお届けするよ。」 「…どんな武器がくるのでしょうか?」 というわけで十一回目。 無事に小さな村に定着出来たので、武器類を持って彼女の元を訪れる。 速攻、監視役の退治屋さんに止められるが、事情を話しても信じて貰えず…とりあえず予告通りに妖怪が襲来するまで待ちました。 なお、予告ついでにどこから出現するのか、退治屋さんの各員の押さえられる範囲を話した後なので…随分と怪しまれました。 なんか、しぶしぶ従った感じで退治屋さんは待つと…予告通りに妖怪は襲来しました。 これには退治屋さんは驚きつつも、必死に退治をしますが…それでもどうにも出来ない部分が出てくるので、今回の事に関しては武器を持ってどうにかしました。 その後日の落ち着いた頃、退治屋さん総出で質問を投げつけられました。 適当になんとかするのは流石に出来ないので正体を明かして信じてもらい、半分化け物こと半妖の彼女の寿命が尽きるまで、退治屋さんに武器を提供する約束を結びました。 その後、小さな村に悪い妖怪が来ない程度に護衛みたいなものを任されたので適度にこなし、彼女の寿命が尽きるまで滞在するのでした。 ああ、なんか彼女は家庭を持って家族を増やしたそうな。
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