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瞑王との面会・1
冥府はややうす暗いが、宮殿は木造建築で美しい。
湿り気を帯びた空気。
天界のように石やレンガではなく、木材なので全体に柔らかい印象を受ける。
色とりどりの南国の花が飾られ、染めた布がそこかしこに垂れ下がる、
アジアンテイストのエキゾチックな建物に見えた。
亜熱帯の植物が多く繁り、時折、蘭の芳香がたなびく。
長い廊下を歩く、神蔵の目を捉えたもの。
宮殿で働く子鬼の女の子だった。
皆かわいらしい。それにセクシーだ。
薄い絹をまとい、皆胸の谷間に目がいくように色々な形のタトゥーが入っている。
足首までのロングタイトスカートはスリットが入っていて、
ふとももまでチラチラ見えてしまう。
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