栗落花生のあの曲

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何より面白いのが、年を取れば取るほど歌詞ですが、青春真っ只中でも十分にクオリティということ。 最初のヴァース(メロディ)にあたる『苦手だとか怖いとか~』は誰もが幼少を過ぎた頃に体験すること。たまにスポーツ万能で頭も良くて、異性にも同性にもモテるやつもいましたが、その彼/彼女にも本人にしかわからない何かがあったかも知れません。 そして2番目のヴァースの『生まれてこの方~』から続く『稀代のうつけ者 or 天下人 or 今まだ醜いアヒルの子』と織田信長にもまだ可能性に埋もれた何者でもない誰か、それを『俺はキャンバス~』と何を描くにも自由な存在になる。そこに年齢は関係なく、誰もが持っている可能性の可視化に胸が締め付けられます。
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