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「片岡ちゃん、大丈夫そう?」
「うん、バッチリだよ」
「そっか、良かった」
「ん?心配?」
「ううん、大丈夫そうだから安心した。けど……
ちょっと寂しい」
「戻りたい?」
「ううん、今は、ここちゃんと居るのが楽しいし、
イイんだけど、どんどん私が居なくても会社は、大丈夫なんだって思うとね〜」
「そっかあ〜美優が戻りたいなら、また、ポストは空けてくれると思うよ」
「片岡ちゃんが産休に入る時が来たら、また戻ろうかなぁ?」
「あ、それイイね。次がなかなか見つからないから助かると思うよ」
「で、また2人目が出来れば、片岡ちゃんに戻ってもらって、エンドレス?」
「え? 美優いったい何人産むつもりよ〜ヤダ〜パパ頑張っちゃう〜♡」
「ハハ、姉弟は作ってあげたいから、もう1人は欲しいかなぁ〜」
「え? 2人でイイの?」
「うん、だって子育てって、ホントに大変だよ〜」
「そうだよなぁ〜ちょくちょく高橋から育児についての情報が送られて来るから……」
「そうなんだ。まあ、私も、夏希ちゃんに教えてもらったりしてるけど……」
「じゃあ、お互い高橋夫婦にアドバイスしてもらってると、お互いの立場で愚痴も出て来たりするよな〜」
「それは、あるよね。高橋さんも旦那さんとして、頑張ってるつもりだろうけど、夏希ちゃんにとっては、違ったり……」
「だよね〜まあ、それは仕方ないな。そのうち美優も……」
「そうだね」
「じゃあ、ウチは、希望としては、あと1人かぁ」
「うん、そうだね」
──と、いうことは、気をつけないと……ここちゃんの時みたいにすぐに出来たら、ビックリするし怒られるからな。アハッ
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